いままで意識していなかったけれども、実はメモは至るところにあるのではないか。 レシートは食べた事柄のメモ。カレンダーは未来の予定を教えるメモ。写真のタイムスタンプ、メッセージアプリの履歴もすべてメモ。
全部、何かしらの仕事をしてくれている。「ちゃんとしたメモ」の姿を勝手に想像して、それに当てはまらないものを「メモじゃない」と思い込んでいただけだ。ずっと、メモがうまく取れないと思っていたが、実は取れていたみたいだ。
また、「生活のログが取れている」ことと「ログを活用できる」ことには溝がある。 ログは勝手に溜まる(レシート、写真等)が、それを活用できるかは別問題。「今」必要な情報を文脈に沿って取り出せる感覚が必要。
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動き出しのエネルギー(activation-energy)を下げるアプローチ
- A. 適応戦略(人間がツールに合わせる)
- 自分の認知や習慣をツールに合わせて最適化する。
- 例:メモの取り方統一、タグ付けルール、定期的な見返し習慣。
- B. カスタマイズ戦略(ツールが人間に合わせる)
- ツールが個人の好みや状況を学習し、自動的に最適化される。
- 例:AIが書き方を学習、履歴からの推測、個人専用設定。
- C. シンキングパートナー(統合)
- 語り直しに柔軟に寄り添うツールは、動き出しのエネルギーが最も低い。
- カスタマイズは「余裕がある時の自分」を前提にしがちだが、ツールが必要なのは「疲れている時」。
- 自作ツールの失敗:書き込みを完璧にカスタマイズしたが、取り出しを考慮せず、焦った時に使えなかった。「カスタマイズすれば解決する」という思い込みへの反省。
- デフォルト×今のコンテキストで、状態に依存せず「今この瞬間」に同期できるのが理想。
- A. 適応戦略(人間がツールに合わせる)
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- 「もしXが起きたら(If)、Yをする(Then)」という自動化テクニック。
- 悩み:執筆中に
[[Slug|表記]]を一発で入力する手段がない。 - 思考の流れの中で「if-thenプランニング」と書いた後にリンク化しようとすると、書き直しが発生して思考スピードが落ちる。
- これこそが「人間がツールに合わせている(適応戦略)」状態であり、フリクション。
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- 現状の課題(機能不全で過干渉な重荷)
- 機能不全(Senile):「耳が遠い」。物理的な入力の壁(距離、雑音)により、AIに断片的な情報しか届かず、応答が的外れになる。
- 過干渉(Anxious):「空気が読めない」。思考の間(フリクション)を理解せず、間髪入れずに反応してくる。不安げな多弁さ。
- 重荷(Necklace):「おせっかい」。インプット供給型で、コントロール権がユーザーにない。
- 理想の方向性
- 分解と制御権の奪還。「全自動の執事」ではなく、連携をカスタマイズできる「プリミティブな道具」へ。
- 解決策(Answer)ではなく、思考のリズムを崩さずに寄り添うThinking Partnerとしての振る舞い。
- 現状の課題(機能不全で過干渉な重荷)
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2025-11-28
- サイトの見た目調整(Obsidian風スタイルへ)
app/globals.cssを編集。- 見出し(h1-h6)の階層的なサイズと余白調整。
- シンプルなハイフン(−)スタイルの箇条書き + 広い行間(line-height: 2)。
- リンクと引用のアクセントカラーをClaude RED(#D97757)に変更。
- Text Fragmentの実装:バックリンクをクリックすると、リンク元の該当箇所にジャンプしてハイライト。
- バックリンクエリアのデザイン調整(上の水平線復活、下の水平線削除)。
- 全体的に読みやすく、構造が明確な見た目に。
- サイトの見た目調整(Obsidian風スタイルへ)