split-over-merge

統合より分割

知識を整理するとき、AIに「統合・要約」させたくなる。だが整理の向きはむしろ逆がいい——統合より分割。

統合は情報を一つにまとめる代わりに、要素間の差異や緊張を消し、創発の余地を潰す。分割は一つの塊を複数の視点に割り、それぞれが独立に育ち、思考を広げる。

ライブラリアン問題——膨大な記録からどう必要を取り出すか——への一つの答えでもある。検索性は「うまく分けてあること」から生まれる。まとめるほど探せなくなる。

だからAIの役割は「分割候補を出す→人がコメント→AIが直す」という対話ループに置くのがいい。一発で綺麗にまとめさせない。これは複雑性を減らさず治める姿勢(複雑性は敵ではない、混沌が敵)と同じ向きを向いている。

注入メモ:peri → perilm に注入(6/3→6/14 差分の知見)。