AIは確率的に考えるため、放っておくと迷ったり、間違った方向に進みやすい。 そこで、リンターやスクリプトといった「更新可能なチェックリスト」を持たせることで、進むべき方向を定める。 チェッカーを装備し、自らの出力を客観的な定規で測り、自律的に修正し続けるエージェントとは、推論(AI)と検証(ツール)を分離し、自律的に軌道修正を行いながら品質を高め続けるシステムである。
具体的な運用はシンプルだ。まずAIにプロジェクトに必要なリンターを提案させて導入し、それらを実行した結果を「Markdownのチェックリストとして書き出す」ように指示する。 次に、生成されたチェックリストを上から順に修正させ、修正のたびに再検証を行う自律的なループを回させる。 もし修正結果と自分の感覚が乖離した場合は、ルール設定を書き換えるか、特例として無視するか、あるいは自分の違和感を捨てて標準に合わせるかを対話で決定する。 これが、システムを育てるプロセスとなる。